皆さま、こんにちは。
今回も降る降る詐欺だったようですね。
有り難き幸せです。
浄土真宗のみ教えをお聞かせいただきますと、不足が無くなりますよね。
降っても良いし、降らなくても良い。
どちらかじゃないと困るならば必ず不足になりますし愚痴が出ます。
ご商売をされておられる方ならば、雨が降らないと困る人もあり、雨が降ってくれないと困る人もあるのです。つまりどちらにしても人間というのは不足が出るものなのです。
無常の風は時を選ばず
私たちの人生は待ったナシ。一瞬たりとも立ち止まることを許してはくれません。
『歎異抄』にも、
名残惜しくおもへども、娑婆の縁尽きて
力なくしておわるときに、かの土へは
まいるべきなり
と言われています。
また親鸞聖人も、お得度を受ける前に、
今夜はもう遅いから明日の朝、執り行うと言われた時に、「明日ありとおもうこころのあだ桜 、夜半に嵐の吹かぬものかは」と詠まれ、その日のうちに得度(お坊さんになる儀式)を済まされたそうです。
私たちも、「今度にしよう」「またにしよう」と思うことがありますが、またがなかったりします。だから思い立った時が大切なのです。
It is the unexpected that always happens.
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
驕れる人も久しがらず、唯春の夜の夢の如し。
猛き者もつひには滅びぬ、偏に風の前に塵に同じ。 『平家物語』より
※沙羅双樹(さらそうじゅ)とは、インド北部原産。インドの高地などに生える。
仏教三代聖樹。お釈迦さまが亡くなられた場所には、この木が四方を囲んで植えられていたが、入滅された際にこの木が枯れ鶴の羽根のように白くなったとの伝説から、仏教では聖木とされている。
※沙羅双樹「娑羅双樹」とも書きます。
ミャンマーの国花。
極めて稀に花が咲く。
新宿御苑では2018年に初めて開花した。
※仏教の三大聖樹
1、お釈迦さまご生誕【無憂樹】(むゆうじゅ)
2、お釈迦さま成仏 【印度菩提樹】(インドぼだいじゅ)
3、お釈迦さま入滅 【沙羅双樹】(さらそうじゅ)
群馬県までお参りへ行きました。
法要後に施主さまから「声が素晴らしくありがたかったです」と、お褒めのお言葉をいただきました。ま、身体が大きいから声も多くないといけませんよね。
しかし寒いですね。
夜になると雪が降りそうな寒さです。
皆さまもどうぞ体調を崩されませんように。
私は疲労MAXなので、仏花を生けたら休みます。南無阿弥陀仏
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