皆さま、こんにちは。今日はとても寒くなりましたね。
まさに冬のようです。それでも気温は6度ありますので本格的には
ないようですが、どうぞ体調を崩されませぬようお見舞い申し上げ
ます。昨夜は今年で一番お酒を飲む機会でした。滅多に二日酔いなど
経験しないので、飲み過ぎには辛い後遺症です。
さて昨夜、皆さまからご指摘いただいた法話についてずっと考えて
います。どうすれば一般の方々、若い世代に仏法に興味を持っていただけるか。
ふと、車中で聴いていた関ジャニ∞の曲『浪花いろは節』でこんなことを思い出しましたので、ご紹介します。実は私はジャニーズ好きでして。
でも最近は性加害がクローズアップされた関係で話題にしにくいのですが、そこは超法寺住職は敢えて切り込んでみます。
不快に思われたらスルーしてくださって結構です。
『浪花いろは節』は、2004年に関ジャニ∞のデビュー曲として発売されました。軽快な曲でジャニーズっぽくないけど口ずさみやすくヒットしました。
「いのはにほへとちりぬるを、わかよたれそつねならむ、うゐのおくやまけふこえて、あさきゆめみしゑひもせす、ん」(色は匂へど散りぬるを、わが世誰ぞ常ならむ、
有為の奥山越えて、浅き夢みじ酔いもせず、ん)
実はこの「いろは歌」は、仏教を開かれたお釈迦さまが説かれた教えをもとにしたものなのです。
「天上の世界の神々が相談をして、ヒマラヤ山で修行している、雪山童子(ゆきやまどうじ)という青年の真実を求める心を、帝釈天が試すことになりました。
ヒマラヤ山に降りた帝釈天は、羅刹(らせつ)という人喰い鬼に変身し、谷あいで「諸行無常、是生滅法(ぜしょうめっぽう)」と二句の言葉をとなえました。
遠くで、それを聞いた童子は声の出どころを探して羅刹に前にたどり着いて、「続きに句があるはず。残りの言葉を聞かせてください」と心を込めて願いました。
そして空腹で答えられないという羅刹に、自分の血と肉を与える約束をしました。」
「生滅滅已(しょうめつめつい)、寂滅為楽(じゃくめついらい)」という続きの言葉を聞いた童子は、喜びのあまり後の世にその言葉を伝えるため、木や石に言葉を刻みました。そして、羅刹の前に身を差し出しました。
しかし、「修行を積んだ徳のある人間の肉は食べられない」と羅刹がいうので、童子は木の上から飛び降りました。童子の硬い求道の心に感じ、羅刹はもとの帝釈天に戻り、雪山童子を空中で受け止めました。
天の神々たちは、その徳を誉めたたえました。
「諸行無常、是生滅法、生滅滅法、寂静為楽」は、
「ものはみな移り変わり、現れては滅びる。これは生滅(しょうめつ)の決まりである。生と滅とを滅し終わって、生滅にとらわれることがなくなると、安らぎと静けさは生まれる」という意味です。
この物語は、国宝になっている法隆寺の「玉虫厨子(たまむしのずし)」に描かれています。
また弘法大師空海は、わかりやすい四十七文字のひらがなを使った「いろは歌」で残されたといわれています。
お釈迦さまは、
「いのちを捨ててこそ、得るものあり」
「世の中のことだけではなく、あなた自身が諸行無常であるということに気づいて欲しい」と言われています。
あの皆さまもご存知の「いろは歌」には、このような意味があったのです。
仏教て面白くないですか。自分の知識を振りかざして相手をやり込めろうとばかり考えてしまう知識人は、いつでも「私こそが諸行無常の中に生きている」ということを忘れてしまいます。
だからこそ、イヤイヤでもご先祖を縁としてご法事を勤め仏教のみ教えに耳を傾ける機会を持っていただきたいと思っています。
アイドルの歌に仏教が溢れてるって素晴らしいじゃいですか。
ちなみに住職は中学生の時、近○真○の親衛隊だったとか違うとか。
熱が入っていたのは柏○○恵の親衛隊だったようです。
アイドル全盛期が今や懐かしいですね。近年の女性アイドルはグループばかりで
住職はよくわかりません。ま、MAXまでしかわからないです。
このようなものくらいしか引き出しは持っていても中身は空っぽです。
ごめんなさいです。ナンマンダブツ
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