いつも一緒
- 超法寺の住職
- 4月14日
- 読了時間: 3分
皆さま、こんばんは。
今日はスッキリと晴れて歩くと汗ばむほどの陽気でした。いよいよ春本番でしょうか。
花粉症の方は辛いのでしょうが、数年前から[腸活]に力を入れてきたおかげかかなり楽になりました。免疫力は[大腸を鍛える]。
人間には小腸と大腸がありますが、小腸は免疫力が高く、腸活には乳酸菌が有用と言われます。それに対して大腸は免疫力が弱く腸活にはビフィズス菌が有用と言われます。
ビフィズス菌に長けた森永乳業の[ビヒダス]が毎日摂取するには気軽であります。
それに対して乳酸菌はヤクルト1000ですね。殺菌された乳酸菌は大腸でビフィズス菌のエサになりますから無駄ではありませんが、花粉症には日頃からビフィズス菌を取りたいものです。
信じるかどうかはあなた次第です。
私はかなり楽になりましたよ。
さてこの度は[いつも一緒]阿弥陀さまのおはたらきについてご紹介します。
皆さまはどうしても生前の姿に執着し、そこからなかなか離れられないようですね。
しかし、故人は生前の姿の延長ではありません。阿弥陀さまの大慈悲心のおはたらきによってのみ、凡夫たる私たちが往生することが叶うのであります。
ということは、どうなるかそれは阿弥陀さまと同等の悟りを得ていくのです。
つまり南無阿弥陀仏となるのです。
阿弥陀さまは、声となり姿となりあらゆる生命にはたらいていくのです。
ですからお仏壇を求め、阿弥陀如来の絵像をお迎えして南無阿弥陀仏を称えながら拝むのであります。
それなのに浄土真宗のみ教えをいただけない方は、生前の写真やお位牌、過去帳に手を合わせてしまいます。だからこそ浄土真宗は【聞く宗教】と言われます。
亡き人が南無阿弥陀仏となられたことがわかるまで仏法聴聞を重ねていくのです。
するとどうして南無阿弥陀仏をお称えするのかがわかる。いわゆるご先祖さま有難うございますなのであります。
さて人間は一人では笑えません。
一人で笑っていたら気持ち悪がられます。
子どもがいつもニコニコしてるのは、お母さん(ママ)がいつも抱っこして体温を通して育ててくれたおかげです。
人間は一人では成長できません。
辛くても頑張ってこれたのはお父さん(パパ)が愛情を込めて叱ってくれたおかげです。
毎日楽しかったのは、きょうだいやお友達と遊んだり勉強したりできたからです。
仲間と仕事ができたからですね。
人間は一人では頑張れません。
一人は楽しくないししあわせも感じられない。
ひとりぼっちは心が冷たくなる。そして寂しくて辛くて恐ろしい。
親のある子は夕暮れが楽しい。
(だって親が迎えにきてくれるから)
親のない子は夕暮れが寂しい。
(皆帰ってしまうからひとりぼっち)
誰かと一緒にいるとホッとします。
「一緒っていいよね」
一緒って嬉しいし温かい。
一人じゃないって私は嬉しい。
だから知って欲しい。
決してあなたはひとりぼっちなんかじゃないよ。南無阿弥陀仏の阿弥陀さまが一緒なんだよ。あなたがどう思おうが阿弥陀さまはいつもあなたに寄り添っていてくださいますよ。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏と声となり、姿となり寄り添っていてくださいます。
そう思いながら生きてごらん、寂しくなんかないよ。
私はいつも「お母さん、南無阿弥陀仏」と口にしながら生きているから。何かホッコリするよ。頑張ろうって。
皆さまのお父さん、お母さんも南無阿弥陀仏になられているのですよ、きっと。
南無阿弥陀仏を称えてごらんよ。
辛くても生きてみようと思えるようになるから。
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