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執筆者の写真超法寺の住職

あの人がいたからこそ

今年もいよいよであります。

皆さまはやり残したことはございませんか。

あれもこれも、あんなことも今年にあったことなんだなぁ、過ぎてみるとずっと昔のことのように感じますね。

無常世界に身を置くとそういうことを常に感じます。あまりに情報量が多くてついて行くのが大変ですよ。


野球ファンの私にはやはりWBCでの日本代表世界一は感動しましたね。野球って面白い。

ただ、埼玉西武ライオンズはクライマックスも逃しての5位と低迷。その原因は主砲のドスコイ山川穂高の不倫暴行事件での出場停止が衝撃的でした。

そもそも千葉ロッテマリーンズファン(元地元)であった、特に初芝清、サブロー、井口資仁のファンでした。それが縁あって埼玉県へ移住したことでライオンズファンになりました。

確かに後輩の炭谷 銀仁朗がいたとは言え、今まで全くといって興味がなかったのが山川穂高のパワフルなホームランに魅了されました。

ちょうど山賊打線真っ盛りでファンになった年に優勝したという絶好な時でした。(クライマックス突破は逃した)


色々ありましたね。ラグビーのワールドカップも今年でしたよね。

またもうすぐ記念大会となる箱根駅伝は、駒澤大学の2年ぶりの総合優勝で幕を開けました。

闇バイト、ルフィが逮捕されたのも今年でした。

車イス、テニス(パラリンピック)で4個の金メダルを獲得した国枝慎吾さんにパラリンピック選手初の国民栄誉賞が贈られました。

新型コロナが「5類」へ移行され季節性インフルエンザと同じ扱いになり、8月にコロナウイルス感染したときには助かりました。

ほぼ仕事に影響が出ずに(1件)

衝撃的だった歌舞伎俳優の市川猿之助が両親を自殺幇助で死なせて執行猶予5年の判決(そもそも自身のパワハラなどが問題であった)が出たのも「半沢直樹」のイメージが強かっただけに衝撃的でありました。


超法寺としては、埼玉県へ来て初めてご本山「西本願寺」へ団体参拝したこと。

埼玉県から4名、現地で4名(2名キャンセル)と、布教所として大変多くの方々と「親鸞聖人ご生誕850年、立教開宗800年慶讃法要」へ参拝することができ、寝食を共にしお晨朝にもご一緒できました。親鸞聖人のご旧跡も雨空ではありましたが嬉しかったなぁ。


来年4月には築地本願寺で法要が勤まります。

またご一緒にお参りできたら嬉しいなぁ。


また「車を買うならビッグモーター」CMで有名だった中古車販売大手が保険金不正請求でありもしない傷や凹みをゴルフボールなどで付けていたとかコンプライアンス無視、また見栄えが良くなるようにと街路樹を除草剤を撒いて無くしていたりとやりたい放題。損保会社と長年の癒着がありながら損保保険会社はほぼお咎めなしという不可解な状況に根が深いと知らされました。

日本はやりたい放題ですからね。

挙句に自民党の派閥パーティでキックバックがあり、それを収支報告書に記載しないという問題が発覚、またまた政治不信を招いています。


消費税のインボイス制度が開始されました。

よくわからない制度ですね。


しかしあることばかりの令和5年でありました。来年もまた様々なことが起こるでしょうね。どんなことが起こっても粛々と生きていきたいですね。

命ある限り、常に前を向いてやるべきことをやって生きたい。


さて、ちょっと不幸を感じたとき、愚者がすること、賢者がすることについてご紹介します。

愚かな人は、自分と他人を比較して悔しがります。賢者は、自分と他人を比較して「励み」にします。


人は他人を気にする生き物です。

あの人と自分と、どちらが美しいか。

ライバルと自分と、どちらが評価されているのか。あの人と自分と、どちらがより幸せか。

そのように他人と自分を比べずには、いられないのです、だから常に争いが起こります。


これこそが「人間の性」ですから、やめろと言われても難しいでしょう。

ただ重要なのは、「自分の方がまけている」と感じた時、どうするかです。


例えば、同期の同僚が自分より先に昇進したとき、愚かな人は、「先を越された、悔しいと自分はもうダメだ」と大騒ぎして心がザワついてしまいます。


しかし賢者は、腹を立てもしょうがない。自分は自分だと心の平安を保つように心がけます。

自分は、自分だと同じテーブルに置かない。

自分のペースで「自分も頑張ろう」というエネルギーに変えていきます。


○どんなに悔しくても、怒りたくなることがあっても、ネガティブな感情のままに行動すれば、決して幸せな結果にはなりません。


常に自分は自分と、マイペースで生きていく心の余裕が持てればイライラする必要もないのです。

私は私の人生だからね。

いいんです、自分にはそれでちょうどいいんです。そう思えたら楽になりませんか。

私はそう思いながら生きています。

南無阿弥陀仏

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