謹賀新年
旧年中はブログを閲覧くださりありがとうございました。私のような学のないブログは文章力がなくいつも申し訳なく思っています。
それでも、微力でも「世の中安穏なれ、仏法弘まれ」にお力添えできたらと更新していきたいと思います。
これからご紹介します話は、新年だから皆さまも神社仏閣へ初詣へ行かれることだと思います。
どのような心持ちが大切なのかをご一緒に考えてみたいと思います。
「イギリスにこのような話が伝えられています。
ある村で神様を祀ろうということになり、二つの神が候補としてあがりました。
一つの神は、【どんなことでも人間の願いどおり、何でもかなえてくれる神】、もう一つの神は、【人間の願いは一切聞いてくれない神】。
村人は集まって、どちらの神にしようか相談をした結果、大多数の賛成で、願いどおりに何でもかなえてくれる神を祀ることにしました。
そして、どうなったか。
お金が欲しいと願えばお金が入る。
病気が治るようにと祈ればすぐに病気が治る。
たちまちに村人たちは、みんな豊かな快適な生活をするようになりました。
そうした生活の中でも必ず生じてくるのが【人間の愛憎の心】。
あの人は嫌な人だから病気にして欲しいと願うと、すぐその人が患いの身となる。
するとその人が、相手を憎んで、その相手を殺して欲しいと願う。
とうとう神に祈って殺し合いをするようになり、村中が不安と恐怖で大混乱になる。
村人が集まって又相談し、人間の願いはない聞いてくれない神を祀り、村人たちは思い通りにならないけれど平和に暮らすようになりました」
さて、皆さんはこの話は何を教えてくれているか考えてみませんか?
そして皆さんは、神仏に一体何をお願いしてきたのですか?
まさか、自分のこと家族のことですか?
コロナ禍が•••とかですか?
仏教は、先ず自らを見つめ直し、神仏の願いを素直に聞く私になるように努めること、目覚めを促しておられます。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏
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