top of page
Q:水子供養はおねがいできますか。
A:皆さまがよく勘違いされますのは、「水子は地蔵尊に、大人は阿弥陀仏に」と、誰から聞いたのでしょうか救いが分業制になっているかのような。
阿弥陀さまは、あらゆるいのちを間違いなく救うために仏さまになられました。
南無阿弥陀仏のお言葉の中にその功徳をすべてギュッと込めて完成してくださっておられます。
だからこちらの側でわざわざ分ける必要などないのです。
ですから浄土真宗では、お墓のポイントは自分たちの考えだけで建立せずに、お寺さんに相談して浄土真宗の
み教えに沿ったお墓を建てたいものですね。
①先ずはお寺に相談
②墓相に惑わされない
③形にこだわらない
④石碑の正面には南無阿弥陀仏とお名号を刻みます(家名は正面ではなく台右に)
⑤南無阿弥陀仏と彫り観音像や地蔵尊、宝塔は必要ありません。(すべての功徳は南無阿弥陀仏の中に備わっています)
⑥吉日の文字は刻まない(季節を表す春彼岸、秋彼岸、何月でよい)※浄土真宗は阿弥陀如来と毎日をご一緒に歩んでいくので365日大吉の人生であります。凶などありませんよ。
⑦魂入れはありません。建碑式を勤めます。
浄土真宗は水子地蔵を立てて大人との骨を区別するのではなく、いのちの尊さ、有難さを共に噛み締めていくのです。それは亡き赤ちゃんが実は自らが“私のために”人間に生まれることの有り難さ、命は、素晴らしいと知らせるためと教えてくださっていると受け止めていきます。
南無阿弥陀仏とお念仏をお称えして生きて必ずまた浄土での再会を果たしていく喜びをお聞かせいただくのです。
bottom of page